役員紹介


カルヴィン・ケク氏は、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の上級環境スペシャリストです。AIIBの環境および社会政策の実施に責任があり、特に金融仲介機関、資本市場プロジェクトに集中しています。AIIB以前、カルヴィンはGreenpeace East Asiaの持続可能金融ヘッドを務め、同NGOの金融業界との関係をマネジメントしました。グリーンピースに参加する前、約10年間、シティグループに在籍しました。カルヴィンは北京大学でMBAを取得、シンガポール経営大学にて資産管理分野の理学修士を取得しています。

カーメンは、Greenpeace Internationalの国際プログラムディレクター代理など、10年以上ものNGO上級管理職の経験があります。気候とエネルギーの問題における20年以上の経験をもとに、中心的な役割を担いながら、数多くの大企業をより野心的な気候行動へと導いています。この期間を通じ、欧州、太平洋、インドへと仕事は広がり、ここ6年間は特に東アジアと東南アジアに集中し、同地域のエネルギー変革を活性化するきっかけとなる、戦略的リーダーシップ、ポートフォリオ管理、成長しつつある影響力のあるチームに注目しています。

コニーは、フィンテック分野で 10 年以上の人材育成、コミュニケーション、マーケティングの経験があり、その専門知識とリーダーシップを活かしてイノベーションを推進し、ブロックチェーン テクノロジー分野を前進させます。 Connie は、Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication (SWIFT) でシニア コンサルタントとして働き、その後、香港の FinFarbrik で人事およびマーケティングの役割を務めました。コニーはアルゴランド財団の人事責任者も務め、オープンで透明なブロックチェーン開発エコシステムの育成において重要な役割を果たしました。
チーム紹介


ショーン・ラング(Sean Lang)
中国プログラムディレクター兼臨時執行役
ショーン・ラングはGreenpeace East Asiaのリーダーシップチームで8年間ディレクター代理を務め、主に中国を担当していました。グリーンピースの企業および公共エンゲージメントプログラムを率い、常に影響力のある、中国のトレンドに適応したプログラムを策定しました。ショーンはNGOと企業の双方での経験を経て、中国の国内事情を踏まえたネットワーク作りに長けており、中国における適切な企業、投資家、NGOのネットワークと高度な人脈を保っています。グリーンピース以前には、外国企業のグレーターチャイナ地域全体の事業開発担当などのビジネスに携わりました。ショーンは政治学を専攻し、北京大学を卒業しました。

ローレン・ヒューレット(Lauren Huleatt)
プログラムマネージャー兼投資主担当
ローレンは北米および東アジアにおいて、金融、政策、気候問題の間の乖離の解消に10年近く取り組んできました。直近では、東アジアにおける持続可能な金融の問題を手がけ、ESG、公共および民間セクターにおけるグリーンファイナンス政策、海外エネルギー投資、および投資家エンゲージメントなどに取り組みました。それ以前には、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、在中米国商工会議所、ブルキングス研究所のブルッキングス - 精華センター に在職。精華大学で行政学修士号を取得、サウスカロライナ大学および香港中文大学のInternational Business and Chinese Enterprise (IBCE) プログラムで理学士号を取得しています。

ボニー・ズオ(Bonnie Zuo)
けんきゅうこうもくしゅかん
ボニーは持続可能性および気候変動緩和の分野に7年の経験があります。Transition Asiaへの参加以前、ボニーはCDPやMiotechに勤務し、中国企業のESG情報開示の推進、持続可能なバリューチェーンにおける投資家と企業の連携を手掛けました。さらに、ボニーは世界有数のESGインデックス業者の一つと長期的な協力関係があり、中国や日本の上場企業に特化したESGおよびグリーン収益分析を実施しています。国際開発分野の理学修士号(環境、気候変動および開発)をマンチェスター大学で取得してます。

ケンタ・クボカワ(Kenta Kubokawa)
日本アナリスト
ケンタはジャーナリスト、リサーチアナリストとして10年近い経験を有しています。Transition Asia以前には、ロンドンを拠点とする通信社、日本大使館、アメリカ大使館、ロンドン証券取引所グループにて多数のプロジェクトを統括しました。持続可能な投資、企業のESG評価、日本の顧客向けコンサルティングサービスなどを主要分野としながら、一次調査から、民間企業や政府など多様な利害関係者とのエンゲージメントへと職責を拡げました。

カレン・ヘ(Karen He)
調査分析者
クラレンさんは、アジアでの気候変動転換に参加する前に、香港の資産管理会社でESG(環境・社会・ガバナンス)研究アシスタントとして勤務し、主に持続可能な投資の研究と分析に従事し、持続可能な金融の機会を特定し、内部戦略決定を支援するための洞察を提供していました。彼女は内外の関係者との関係構築に優れており、さまざまなチームと協力して企業の持続可能な発展を推進していました。彼女は香港科技大学で理学修士号を、トロント大学ロトマン商学院で商学学士号を取得しており、持続可能な金融とESG原則に関する堅固な基礎を持っています。

モニカ・ウォン(Monica Wong)
コミュニケーション スペシャリスト
モニカはシンガポールと香港で13年以上の経験を持つ経験豊富な企業コミュニケーションの専門家です。彼女は様々な業界の企業に対して戦略的なコミュニケーションと評判管理の戦略を成功裏に開発し、実施してきました。Transition Asiaに参加する前は、モニカはFGS Globalのマネージングディレクターとして活躍し、シンガポールのオペレーションを4年間指揮し、資産運用会社、プライベートエクイティ、銀行、香港上場企業に対して企業コミュニケーション戦略の助言と実施を行っていました。

エミリー・ン(Emily Ng)
戦略運営
エミリーは、非営利部門でプログラム、財務、人事計画に 20 年近くの経験があります。彼女は 10 年以上、香港の 2 つの主要な労働団体の執行委員および役職者を務めています。そのため、彼女は統治の原則に精通しています。 Transition Asia での彼女の役割には、財務および人事の計画と管理、運用ワークフローの開発、寄付者の報告などが含まれます。

サミー・ウォン(Sammy Wong)
財務およびオペレーション
サミーは、香港を拠点とするグローバルNGOの上級会計士職などを含む、香港の様々なグローバルおよび地場企業・組織における、ほぼ20年に及ぶ会計業務の経験があります。財務管理における完全性、正確性の保証に精通しています。社外監査人、銀行役員、税務顧問、該当する政府機関の役人との交渉に多大な経験を有し、月次の財務報告の正確性はもとより、各種社外要件との十分な適合性の保証においても重要な役割を果たしています。